連載 せんねん村村長 老いを地域で活かす・10
“尊厳を傷つけるケア”―よりよい生を全うするために③
中澤 明子
1
1社会福祉法人せんねん村
pp.550-553
発行日 2010年7月15日
Published Date 2010/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101648
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私の姑は,舅が平成15(2003)年に死去して以来,1人暮らしをしていました。「私たちと住みますか?」と尋ねたとき,「2人とも日中留守なのでしょ? 私,留守番なんて嫌よ」と答えました。義妹が「私たちのところに来る?」と尋ねたときは,「昼間,あなたは仕事で,婿が店やりながら留守番しているのでしょ? 婿と2人なんて嫌よ」と答えました。
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