連載 在宅ケア もっとやさしく,もっと自由に!・2
患者・家族もコミュニケーションスキルを身につける
秋山 正子
1
1株式会社ケアーズ 白十字訪問看護ステーション・白十字ヘルパーステーション
pp.934-935
発行日 2009年11月15日
Published Date 2009/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101468
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「がん哲学外来」には行ったけれど
順天堂大学医学部の樋野興夫先生の「がん哲学外来」*を受診し,「1時間以上も話を聞いていただいたけれども……実際的な相談にのってほしい」と私のところにまわってきた方の話です。
緩和ケアが必要で,ストーマケアの専門家も関わる必要があると考えられる,盲腸がん再発の40代男性の奥さんでした。「内容を家族に聞かれたくないから」と,電話は夜10時過ぎの時間指定,90分は優にかかる話をお聞きしました。
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