ほっとらいん ふろむ ほんごう
市民力による介護保険の検証を
pp.929
発行日 2008年11月15日
Published Date 2008/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101196
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「介護の社会化」を目指して導入されたはずの介護保険は,「持続可能な制度」とするために「介護給付の適正化」として在宅介護を家族が担うことが求められ,生活支援も打ち切られている……。2009年度介護報酬改定を機に検証を,という趣旨のもと市民福祉サポートセンターの主催により,9月20日(土),NO!寝たきりデー2008「しっかりしなきゃ!介護保険」が法政大学スカイホール(東京都千代田区)において開催され,約200人が参加した。
まず重元博道氏(厚生労働省老健局老人保健課課長補佐)が介護保険,介護事業者の現状とこれからの高齢者像,介護報酬改定に向けての課題を解説。訪問看護に関しては来年の報酬改定で利用しやすい仕組みをつくりたいとの意向を語った。
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