特別記事
ニューヨークとブリッジポート,米国2都市の訪問看護を視察して―20名程度の中規模訪問看護ステーションを
伊藤 文子
1
,
岡部 明子
2
,
五反田 千代
1調布市医師会訪問看護ステーション
2東海大学健康科学部看護学科
pp.122-126
発行日 2008年2月15日
Published Date 2008/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101006
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1995(平成7)年に訪問看護ステーションを開設してから12年。現場の訪問看護師として働きながら,アメリカの訪問看護の研修旅行に機会があれば参加してきました。バンクーバー,シアトル,ミネアポリス,サンフランシスコ,そして2007(平成19)年8月はコネチカット州ブリッジポートとニューヨークです。
日本では介護保険が開始されて訪問看護もそのなかに組み込まれ,医療保険,介護保険の制度の下,訪問看護の今後がどういう方向へ進んでいくのだろうかという思いがありました。アメリカの訪問看護を視察するなかで学ぶことができたら,と考え研修旅行に参加してきましたが,そのなかで,見えてきたことをご報告します。
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