研究報告
在宅で終末期を看取った家族へのアンケート調査―今後の取り組みにむけて
宮本 圭子
1
,
中林 伊世子
1
,
大西 史
1
,
石本 由香理
1
1特定医療法人社団紀洋会訪問看護ステーションのどか
pp.498-503
発行日 2006年5月1日
Published Date 2006/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100275
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はじめに
高齢社会に伴い,在宅医療を受ける人は増加の一途をたどり,在宅での看取りも増える傾向にある。当ステーションにおいても同様である。
私たち訪問看護師は,在宅で最期を看取った家族の方が,そのことに満足された様子を常々感じていたが,実際の満足度や訪問看護に対する気持ちを,はっきりした形で聞いたことがない。
開設7年目を迎え,今後のサービス向上のためには,在宅で最期を看取った家族の思いを知ることが必要であると認識し,家族にアンケート調査を行なった。
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