焦点 台風23号・バス水没事故 そこに看護師たちがいた
その時,バスの上では―パニック寸前の乗客を落ち着かせ,救命処置も 小林豊子さん(元公立豊岡病院総婦長)に聞く
永井 祐子
pp.138-140
発行日 2005年2月1日
Published Date 2005/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100085
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小林豊子さん(71歳)は,公立豊岡病院に44年間勤務し,うち15年は総婦長を務めた。退職後は社協のボランティアとして,入浴サービスや被災者への傾聴など,多忙な日々を送っている。
10月20日,一行は1泊2日の予定で芦原温泉に泊った翌朝,「台風が来ているからなるべく早く帰ろう」ということになり,帰路についた。土産物店に寄り,舞鶴自動車道まで来ると,自動車道は土砂崩れで通行止めになっており,下の一般道を走ることになった。
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