特集 看護実践とエキスパートネス―兵庫県立看護大学第1回国際セミナー(1993年12月17-18日開催)より
パネルディスカッション
看護実践とエキスパートネス
医師とエキスパートネス
鵜山 治
1
1兵庫県立看護大学
pp.304-307
発行日 1994年7月15日
Published Date 1994/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686902244
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私は,阪大を今から約10数年前に卒業いたしました.そこで臨床研修を受けた後に,神戸の病院で虚血性心疾患を扱うCCUに勤務し,その後阪大に戻り,副病棟主任として研修医を指導する業務を数年間勤めてまいりました.さらに,兵庫医大に移り,そこでも脳循環を主とするグループを率いて研修医の指導を行なってきました.
エキスパートナースを,ここでは達人看護婦とみなさんおっしゃっておられますけれど,エキスパートドクターというと,名医と言った方が通りがいいのかもしれません.名医となる要件は何なのか,私の立場から説明したいと思います.これはエキスパートナースにも通じる道で,みなさんの理解の助けになるのではないかと思います.
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