連載 シネ・プロフィル・20
原作を超えた『第三の男』
片場 嘉明
1
1厚生中央病院外科
pp.573
発行日 2002年8月10日
Published Date 2002/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686902133
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『第三の男」への想いは,アリダ・ヴアリだけでは終わらず,前号に続くことをお許し願いたい。
グレアム・グリーン原作の序文には,「「第三の男」は読んでもらうためにではなく,見てもらうために書いたものだ」とある。この原作は,制作者コルダによる企画と,キャロル・リード監督のために執筆され,さらに監督と原作者により,原作とは異なる脚本が生まれていった。
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