実践報告
看護用具の工夫を看護に生かす
河﨑 卓枝
1
1鳥取赤十字病院看護部
pp.212-215
発行日 2001年3月10日
Published Date 2001/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901384
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今,また看護用具の工夫に取り組んで
当院の業務委員会は,2000(平成12)年度の目標を2点取り上げました。その1つが,"安全安楽に関しての看護用具を工夫し共有する"でした。
以前,当院では看護用具の工夫を,看護部全体に紹介する機会を設けていました。ところが,最近では委員会の目標は看護事故を防止することに重点をおいており,看護用具の工夫は,個々のセクションに任せていました。しかし,せっかく工夫された看護用具をそのセクションだけのものにしておくのはもったいないと,1999(平成11)年度の業務委員会の年間計画に,看護用具を工夫して発表することを取り入れました。その時の発表は表1の通りです。委員会のメンバーのみが発表会に参加しましたが,どの工夫も現場の看護に役立ち,そして何より現場の創意工夫が安全安楽につながるのではないかと,ぜひ他のスタッフにも用具を紹介したいと,反省会で意見がでました。
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