特集 小集団活動による現場の活性化
プロジェクトチームの活用―看護部目標と個人の目標をつなぎ,中堅を育てる
広瀬 幸子
1
1医療法人社団青州会神立病院
pp.933-939
発行日 2001年12月10日
Published Date 2001/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901349
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はじめに
これからの病院経営は,時代と地域のニーズに応えることが求められます。病院に求められていることは何か,看護部の役割は何か。そこから個人に期待される職務遂行能力を明確にすることで,人材を計画的に育成することができます。
当院では,年齢や職歴による一元管理ではなく,個人の努力を尊重し,公平な処遇をめざして,加点主義の人事考課を導入し,育てることに重点をおいた目標管理を取り入れました。この目標管理では,看護部の目標を個人の目標にまで落としこむために,プロジェクトチームを編成しました。この運営を中堅に任せることで,管理職候補としての育成にも効果を表わしていますので,ご紹介します。
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