連載 病院にボランティアがやってきた―ボランティア,患者,職員の交流・5
患者さんと無理なく触れ合える喜び
城 美奈子
1
,
目谷 久美子
1
,
皆川 きよみ
1
1札幌麻生脳神経外科病院
pp.646-650
発行日 1999年8月10日
Published Date 1999/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901052
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はじめに
子どもボランティアの活動が出発してから,子どもたちはいろいろな場面を通して医療を知り,また患者さんとの触れ合いから病む人たちを知ることができました.そして,子どもたちに触発され,退院した患者さんがボランティア活動に参加するようになり,そこでの触れ合いもみられるようになりました.このようにして,ボランティア活動も幅を広げながら進んでいます.
今回は,ボランティア活動の中でも,子どもたちが一番に選ぶ病室掃除の光景や,退院した患者さんがボランティア活動に参加してくれるようになった経過などについて報告します.
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