実践報告
歯学部附属病院から医学部附属病院への派遣研修―研修の概要とアンケート結果
川浪 タツヱ
1
1長崎大学歯学部附属病院看護部
pp.446-450
発行日 1999年6月10日
Published Date 1999/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901016
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長崎大学歯学部附属病院の概要
長崎大学歯学部附属病院は,全国11か所にある国立大学歯学部附属病院の1つである.1982(昭和57)年4月に,長崎大学医学部附属病院に設置されていた歯科口腔外科が発展的に解消された形で,11病院の最後に設置された.現在は診療科11と中央診療施設9(図),歯科用ユニット165台,40病床を有し,診療を行なっている.
1997年度の患者数は,外来患者は1日平均368名,救急患者は年間で799名,また入院患者は1日平均28名で,病床利用率は69%であった.年間の手術件数は543件である.入院患者の疾患には口腔領域の炎症,悪性腫瘍,嚢胞,齲触,骨折などが多い.
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