特集 チーム医療のための環境づくり―浦添総合病院の看護
仁愛会の理念と看護
宮城 敏夫
1
1医療法人仁愛会
pp.336-341
発行日 1999年5月10日
Published Date 1999/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900997
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量から質の変革の風に乗り夢の実現に向かう
仁愛会は,1979年12月25日に医療法人社団として認可を受け,発足しました(現在の概要は表1).当時の職員は,沖縄県の医療向上への取り組みを当面の事業としながら,将来は日本の医療変革のアクションリーダーをめざしており,ひいては東南アジア諸国における活動をも視野に入れた12人の青年医療人でした.
そして,1981年4月7日,浦添市伊祖に170床の沖縄浦添病院(1982年に浦添総合病院に改名)をオープンさせました.これは私個人にとっては,「夢とロマンへの挑戦」の幕を開けた瞬間でもありました.職員は総勢86人で,医師12人のうちの10人と総看護婦長と婦長6人は,県立病院に勤務していた仲間たちでした.
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