民間病院を見る,聞く,語る・17
民間の活力を生かした積極的運営管理—医療法人仁愛会海老名総合病院
南 嘉輝
1
,
田中 昭太郎
1
,
一条 勝夫
2
Yoshiteru MINAMI
1
,
Shōtarō TANAKA
1
,
Katsuo ICHIJO
2
1海老名総合病院
2自治医科大学病院管理学
pp.175-180
発行日 1984年2月1日
Published Date 1984/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208247
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2,3年前,どしゃぶりの雨の中を初めて東埼玉病院に訪れてびっくりしたのは,雨にもかかわらず待合に座りきれないほどの大量の患者さんたちであった.この病院は活気があるなと思った.そして,その時,理事長から,神奈川県海老名市に400床の病院を作る計画を聞いた.56年の医療費改定の直後で,どこも設備投資に慎重になっていた当時だけに,その話は新鮮だった.その病院が昨年9月オープン,公的病院に劣らない高度の装備をしながら,どのように採算をとっていくか,運営管理の実際を伺ってみた.
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