特集 魅力的な婦長
看護が好きなら道は拓かれる
柳澤 愛子
1
1東京大学医学部附属病院
pp.509-512
発行日 1997年7月10日
Published Date 1997/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900668
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はじめに
1988年4月に婦長の辞令を受けた時,心に念じたことは,「看護については,自らの姿勢を通して手本を示せるようになろう.その中で私の求める看護を表わしていけるようになりたい」ということだった.
私は,昨年3月までの8年間,外科病棟5階の婦長として勤務し,現在は外来棟全体を管理する婦長として,新しい気持ちで取り組んでいるところである.この9年間,苦しいことの多かった日々を乗り越えることができたのは,「患者さんに支えられている」という実感と,「スタッフのみんなが守ってくれている」という思いから湧いてくる勇気のおかげである.
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