特別記事
看護の卒後継続教育における学分管理制の実施の現状
李 秀華
1
,
王 秀
1
,
韓 春燕
1
,
徐 煒
1
1中日友好医院(北京)看護部
pp.362-365
発行日 1997年5月10日
Published Date 1997/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900644
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
看護における卒後の継続教育は,看護婦(士)にとって,また,ケアの質の維持・向上にとっても重要な課題である.「どのような方法でそれを行なうか」が鍵であり,看護管理者にとってはさらに重要な問題である.中国衛生部(厚生省)では,1993年から看護職員に対する継続教育に改良を加えて,新しい政策(後述)を定めた.
中日友好医院看護部では,1996年に臨床現場における看護の継続教育に学分管理制(中国における学習単位取得による登録・昇格制度)という新しい方法を採用した.1年間を経過した段階での分析では,このシステムの導入が看護業務のレベル向上と看護婦個人の意欲の促進に大きな役割を果たすと判断された.
Copyright © 1997, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.