特集 婦長登用の基準と条件
推薦制の実施と人格評価に重点をおく
青木 孝子
1
1公立富岡総合病院・看護部
pp.860-864
発行日 1996年12月10日
Published Date 1996/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900433
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はじめに
筆者が当院(前身の富岡厚生病院)に1972(昭和47)年に赴任してから,すでに四半世紀が経つ.この間に,病院の新築,病床数増床などが進められ,地域に根ざし,信頼される病院づくりをめざしてきた.その中で看護部は,「患者を第一にする」という方針を掲げ,その方針に則った看護を生き生きとして行なっている姿は自負できるものである.看護部だけでなく,職員の協力体制や人間的なつながりは,よくここまで達成できたと,看護部長として自慢できる組織と思っている(表1).
看護職員の昇格の基準は,赴任以来,何回か改定を重ねて,現在は表2のような内容としている.今回の執筆の依頼の婦長登用にしぼって現状を報告したい.
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