懸賞受賞論文「私たちの安全・安楽の工夫」
―アイデア賞―「より安全な杖立て」の工夫
高橋 晴美
1
1総合病院桜町病院外来「杖立て」作製グループ
pp.807-809
発行日 1996年11月10日
Published Date 1996/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900424
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工夫の動機
当院外来では患者数の増加に伴い,外来全体が混雑してきている.さらに外来患者には,年々高齢で杖を必要とする人が多くなってきている.杖は持ち主の手を離れると,時として凶器になり,患者がつまずいたり転んだりすることがある.外来スタッフも事故防止に細心の注意を払わなければならない.そこで患者の安全性を考え,また身近にある医療廃棄物のリサイクルの一環として,「より安全な杖立て」を作製することにした.
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