懸賞受賞論文「私たちの安全・安楽の工夫」
―アイデア賞―食事台の工夫・改良
青木 光子
1
,
稲垣 千穂子
1
1JR東京総合病院看護部
pp.804-806
発行日 1996年11月10日
Published Date 1996/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900423
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工夫の動機
当院の整形外科とリハビリテーションの病棟では,年々脊椎(頚・腰)手術の件数が増加しており,術後臥床安静を必要とする患者に食事訓練を指導する機会が多くなってきている.特に,椎間板ヘルニアや脊椎管狭窄症,頚椎症の術後は,仰臥位保持の期間が長く,仰向けのままでの食事が患者のストレスになっている.そこで,今回私たちは,仰臥位で少しでも快適に食事ができるように,食事台の工夫,改良に取り組んだ.
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