連載 組織論からみた看護管理・7
看護管理と建築
前田 マスヨ
1,2
1前東海大学医学部附属病院看護部
2前東海大学医療技術短期大学
pp.26-31
発行日 1994年1月15日
Published Date 1994/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900218
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はじめに
看護管理のあり方は,病院の経営や教育などの機構の土台となり,その如何によっては,病院機能全体が健全か不健全かを決定するほどに重要な意味がある.またその役割には,社会的,科学的,技術的な問題も含まれている.
わが国でここ数年の間に実施された医療法の改正でねらいとされた要目は,そのいずれもが看護の概念や看護管理実践に深く関わるものであった.即ちそれぞれの改正の目的の背景には,看護管理の量的整備から質的向上がもくろまれたと言っても過言ではない.ここ数年の医療に関わる施策を紹介しよう.
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