特集 活性化を目指す
地域から積極的に選択される病院づくりを目指して―ラインを軸にした委員会活動に主体的に取り組む
野元 久美子
1
1総合病院鹿児島生協病院
pp.236-241
発行日 1993年7月15日
Published Date 1993/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900176
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はじめに
当院は,病床226床,1日外来700余名,開設してから17年の中規模病院です.鹿児島市の南部に位置し,県内では民間初の総合病院で,南薩地域では注目されている医療機関です.看護体制は全病棟特Ⅲ類で,平均在院日数は22~23日です.看護部は8セクションに分かれています.看護部の運営は,婦長会議を中心としたライン構成で,その下に各セクションの婦長のスタッフである主任・副主任を含む職責者会議,さらにその下で月2回開かれる部会での民主的討議を経て進められるようになっています.この他に,婦長会議のスタッフ機構として,各種委員会の活動があります.委員会は5つで編成されています.
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