新人看護職議員の永田町だより いま,国政の場では―看護職出身の2人の国会議員による活動日記
看護の主体性を発揮するための人と場と策を
外口 玉子
1,2
1衆議院
2日本社会党
pp.199
発行日 1992年5月15日
Published Date 1992/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900104
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政治腐敗の防止,政治倫理の確立が叫ばれる中,先行き不透明のまま第123通常国会での審議が連日進められています.そして,今,もっとも切実な国民的課題としての「保健・医療・福祉ヒューマンパワー」確保に向けて次々と法案が提出されています.
今後審議される予定の「看護婦等の人材確保の促進に関する法律案」と共に,看護婦確保に向けた施策の一環として,「診療報酬」の改定が行なわれることになり,伸び率5%のうち,2.6%を看護関連に充てる方向が打出されました.しかし,そのための財源を「健康保険法改正」による「国庫負担の引き下げ」によって賄うことでは政府の姿勢の生ぬるさを感じます.
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