特集 患者が望むケアプロセスを支える体制づくり ケア移行のあるべき姿を再考する
—【座談会】目指せ! ケア統合—ケアプロセスのあるべき姿—看護師のリーダーシップで推進する質改善
任 和子
1
,
小坂 鎮太郎
2
,
宇都宮 宏子
3
1京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻
2東京都立広尾病院総合診療科
3在宅ケア移行支援研究所 宇都宮宏子オフィス
pp.842-851
発行日 2024年10月10日
Published Date 2024/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686202770
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医療機能の分化が進み,病院には外来機能の強化と地域連携がこれまで以上に求められています。多様な専門職が関わり医療・ケアを引き継ぐ医療体制の中で,ケアプロセスの質を高めることが求められています。
総合診療医の小坂鎮太郎氏は,療養場所の変化に伴って短期間で集中的に行われるケアプロセスを「ケア移行」と表現し,臨床現場での実践・研究を通じてこの質改善に取り組んでいます。
本座談会では,ケアプロセス,ケア移行の改善に長年取り組んできた宇都宮宏子氏と任和子氏,小坂氏にご出席いただき,ケアプロセスのあるべき姿と看護師の役割を検討しました。
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