特集 地域包括ケアにおける外来看護の標準化 重症化予防の観点からのアウトカム集積に向けて
PART2 専門性の高い看護師によるアウトリーチの先進事例
—【インタビュー】—急性期病院との看護連携における成果と課題
伊藤 直美
1
1ケアセンター習志野 看護部
pp.616-617
発行日 2023年7月10日
Published Date 2023/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686202436
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⦿ケアセンター習志野の概要
私が勤務しているケアセンター習志野(以下,当センター)は,千葉県北西部の習志野市に所在する入所200床,デイサービス定員100人の介護老人保健施設(以下,老健)です。津田沼中央総合病院(p.610)と同様に医療法人社団愛友会(上尾中央医科グループ)が運営しています。看護職員は常勤と非常勤(夜勤専従含む)がほぼ同数で合計34人が勤務しています。当センターから車で20分ほどの場所に,関連施設のサテライト型老健あっとほーむ習志野(入所29床,デイサービス定員40人)があり,一体運営をしています。私は両施設の看護管理者を担っています。2021年9月までは津田沼中央総合病院看護部に長く所属し,本特集に執筆している住谷看護部長のもとで勤務していました。
当センターは,習志野市のほか,船橋市,八千代市,千葉市をカバーしています。習志野市内には,津田沼中央総合病院を含めて4つの急性期病院があり,満遍なく連携しています。在宅復帰率は4割で,それ以外の方は特別養護老人ホームや療養型病院に移られます。数はまだ多くないですが,当センターで看取る方もいます。
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