特集 看護職の処遇改善 経済学視点と看護職員等処遇改善事業の経験から
【インタビュー】看護職員等処遇改善事業を利用した施設の立場から
専門職としての役割や働きに見合った処遇を可能に—ひだか病院の経験
小松 香世美
1
1ひだか病院 看護部
pp.745-747
発行日 2022年9月10日
Published Date 2022/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686202233
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ひだか病院(以下,当院:表)は,和歌山県西部にある1市5町(御坊市,美浜町,日高町,由良町,日高川町,印南町)の病院経営事務組合による自治体病院です。
当院が所在する御坊医療圏には病院が4つありますが,当院はその中でも急性期を主に担う地域中核病院で,二次救急指定病院として年間約1300件の救急搬送を受け入れています。また,精神科病床100床も有しており,和歌山県内の地域中核病院の中では唯一,5疾病(がん,脳卒中,急性心筋梗塞,糖尿病,精神疾患),5事業(周産期医療,救急医療,小児医療,災害時医療,へき地医療)に単一施設として対応できる病院です。
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