特集 看護職の処遇改善 経済学視点と看護職員等処遇改善事業の経験から
医療・看護経済学の視点から見た看護職の処遇改善—なぜ看護師の技能は賃金で評価されにくいのか
角田 由佳
1
1山口大学経済学部・大学院経済学研究科
pp.728-732
発行日 2022年9月10日
Published Date 2022/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686202229
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経済学者の立場から,医療・看護経済学の視点で見た看護職の処遇(賃金)の特徴や課題,特に看護師の働きや技能が賃金で評価されにくい構造について,診療報酬を含む制度的,経済学的な要因を解説する。さらに,今回の看護職員等処遇改善事業に触れつつ,将来的な看護職の「適切な処遇改善」に向けた看護管理者への期待を述べる。
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