連載 脳に不具合をかかえた患者への看護 「支援困難」「個別性が高い」という思い込みからの脱却・4【最終回】
三次障害化をなんとしても防ぐために
鈴木 大介
pp.1026-1031
発行日 2021年11月10日
Published Date 2021/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686202013
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
本連載もこれで最終回。正直,このコロナ禍で逼迫する医療情勢の中で,身体的にも心理的にも最も負担のかかっている職種である看護職に向けて,こんな一方的なお願いばかりを発信することには忸怩たる思いがある。
けれどもこうしてお願いを重ねるのは,「当事者にうまく寄り添えない,力になってあげられない」と悩みを抱えてしまうような,熱意と誠意ある看護職の力に少しでもなりたいと思うからだ。
Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.