連載 おとなが読む絵本——ケアする人,ケアされる人のために・181
吃音少年の言葉が美しい芸術になる時
柳田 邦男
pp.840-841
発行日 2021年9月10日
Published Date 2021/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201968
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日常の次元を超えた深い深い感動に全身が包まれると,心のなかから何かが溢れ出ているのだけれど,何が溢れ出ているのか,自分でも捉えることができなくなることがある。
カナダの詩人と画家による絵本『ぼくは川のように話す』を読んだ時,まさにそういう感動の波動からしばらく抜け出せないほどの経験をした。
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