特集 「面会制限」が患者の意思決定にもたらした倫理的課題 コロナ禍で患者・家族を支援した看護師の経験から
【実践報告】「面会制限」による在宅看取りの増加—連携のオンライン化の実現に向けて
岩本 大希
1
1ウィル訪問看護ステーション江戸川
pp.132-133
発行日 2021年2月10日
Published Date 2021/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201784
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ウィル訪問看護ステーションの概要
筆者が所属するウィル訪問看護ステーション江戸川(以下,当事業所)は東京都江戸川区を拠点とし,現在は同区内および隣接する江東区内の事業所と合わせて3チームある。各チームは10名強と定義的には大規模型であり,土日祝日関係なく定期訪問を行う365日営業である。比較的地域で受け皿の少ない小児(重症心身障害児や医療的ケア児)や精神障害を持つ方や神経難病の方などを中心に,「全ての人に家に帰る選択肢を提供する」という理念を掲げ運営している。
また,地元で在宅ケアをしたいと考える看護師とともに「暖簾分け」というフランチャイズ事業を行っており,沖縄,福岡,岩手,埼玉で展開している。加えて,それら全チームをつなげるオンラインコミュニティを運営し,ここには希望があれば当グループ以外の他法人のステーションにも参加してもらっている。
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