特集 【2号連続特集】どうする? どうなる? 2021年の継続教育計画 ウィズコロナ時代の人材育成を考える
—【実践報告】横浜市立大学附属病院の取り組み—新たな看護部目標に則した教育研修プログラムの見直しと新採用看護職の支援
田中 淳子
1
,
島田 朋子
2
1横浜市立大学附属病院看護部
2横浜市立大学附属病院医療の質・安全管理部
pp.1068-1070
発行日 2020年12月10日
Published Date 2020/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201733
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COVID-19への対応と看護部の動き
横浜市立大学附属病院(以下,当院:表1)は,横浜市南部の湾岸部に位置する特定機能病院です。2020年2月3日,横浜港にダイヤモンドプリンセス号が着岸し,当院での新型コロナウイルス感染症(以下,COVID-19)患者受け入れに向けた本格的な検討が開始されました(表2)。特定機能病院の機能維持と並行して,重症感染症患者を受け入れるための病棟再編成やそれに伴う看護師の配置替えなど,今までに経験したことのないスピードで内部環境が変化していきました。
混乱が続く中で,4月24日に看護部長から改めて看護部の上半期の重点目標の提示があり,私たちが進むべき道が整理されました。当院看護部の理念と,2020年度上半期看護部目標を表3に示します。
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