ナースステーション考・7
横浜市立大学医学部附属病院
中山 茂樹
1
,
鶴田 恵子
2
1千葉大学工学部建築学科
2横浜市衛生局病院事業課
pp.758-760
発行日 1997年8月1日
Published Date 1997/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902191
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医学部附属病院の位置づけ
新横浜市立大学医学部附属病院は医学部教育研究棟の移転に伴い,1991年に新設された.横浜市の中心地にあった旧病院は残し,大学病院として救急医療,高度専門医療を提供する市民医療に徹した地域医療の基幹病院としての機能を中心としたのに対し,新病院はあくまで医学部との連携に基づいた教育病院として,先端医療技術の実践の場である点が特徴であり,最新の高度医療機器を配備し,無菌病室・無菌手術室を備えるなど高機能病院として装備されている.後述するように病棟の計画にもこのことが配慮されている点がうかがわれる.
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