特別記事
「情報共有シート」の開発と「回復期等移行チェックリスト」の電子化—地域医療構想における連携を推進するために
小林 美亜
1
,
瀬戸 僚馬
2
1静岡大学創造科学技術大学院
2東京医療保健大学医療保健学部医療情報学科
pp.364-371
発行日 2020年4月10日
Published Date 2020/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201561
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筆者らは,厚生労働科学研究「地域の実情に応じた医療提供体制の構築を推進するための政策研究」を通じて,どのような疾患であっても患者特性に応じて,必要な情報項目をデータ抽出して共有できる仕組みの整備と実装に取り組んだ。
地域包括ケアシステムの確立および病床機能分化・連携を推進するための「情報共有シート」の開発経緯と,同シートをベースに必要なデータを抽出して作成する「回復期等移行チェックリスト」の取り組みについて,それぞれ紹介する。
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