特別記事
—【スペシャル対談】経営学×臨床心理学—「居る」をめぐるクロストーク
中原 淳
1
,
東畑 開人
2,3
1立教大学経営学部
2白金高輪カウンセリングルーム
3十文字学園女子大学人間生活学部人間発達心理学科
pp.1114-1121
発行日 2019年12月10日
Published Date 2019/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201460
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私の著書『居るのはつらいよ』は,「ケアとセラピーについての覚書」というサブタイトルにもあるように,沖縄の精神科デイケアで働いた経験から得た,僕の「ケア論」として展開したものです。終盤では「ケアを展開する場のありよう」を大きなテーマにして,組織や集団というコミュニティの中で「居る」ことの考察に焦点を当てました。
この対談では,人材開発・組織開発研究の第一人者である中原淳先生と,臨床心理学との接点や,今の社会における「居る」ことの意味を,お話しさせていただきたいと思います。 (東畑開人)
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