連載 特定行為研修を修了した看護師としての実践・6
限られたマンパワーの中で,看護師が特定行為を実施する意義
小波本 直也
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1聖マリアンナ医科大学病院看護部
pp.682-683
発行日 2019年7月10日
Published Date 2019/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201345
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タイムリーかつ安全な看護実践能力を養う
聖マリアンナ医科大学病院(以下,当院)は,神奈川県の川崎市北部医療圏で唯一の救命救急センターを有し,急性期医療の中核的役割を担う病床数1208床の特定機能病院です。筆者は,2017年に大学院で特定行為研修を修了し,診療看護師(NP)として当院で活動し3年目になります。
当院看護部の理念の中では,看護のこころである「ケア」と,医学的知識に基づいた「キュア」,患者自身の「コア」の3つの柱を基に,患者の「いのち」を支える看護をうたっています。その中の「キュア」の側面を安全かつタイムリーに自律して行えるよう,当院では診療看護師診療科研修という独自の教育プログラムがあります。
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