特集 在宅・地域で行なう特定行為—意義と実践のイメージをつかむ
—【グループインタビュー】—もしも訪問看護師が特定行為を実施したら—在宅における実施の流れと今後の展望
佐野 けさ美
1
,
椎名 美恵子
2
,
川村 佐和子
3
1スギメディカル株式会社
2有限会社ふれすか訪問看護ステーションみけ
3聖隷クリストファー大学
pp.467-474
発行日 2015年6月15日
Published Date 2015/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200212
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「特定行為に係る看護師の研修制度」創設に際して、2013年に「診療の補助における特定行為に係る医師の指示に基づくプロトコール試行事業」、2014年には「特定行為研修制度における手順書活用事業」がモデル事業として実施されました。
そこでは、特定行為にあたる「診療の補助」行為について、医師の事前指示の内容を示す「手順書」のあり方や、現場でその手順書をどのように活用すべきか、全国でのべ96か所(2013年57か所、2014年39か所)の訪問看護ステーション・病院・診療所などが検討を行ないました。
そのモデル事業において、「訪問看護師の思考の流れ」のなかに手順書を位置づける方法で、「在宅で特定行為を行なうために必要なこと」を明らかにする試みを行なった佐野けさ美さん・椎名美恵子さん・川村佐和子先生。その成果や、取り組んでよかったこと、制度の課題などについてお聞きしました。
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