特集 1冊まるごと特集!これからの入退院支援・在宅移行支援 ケアプロセスを切れ目なくつなぎ,意思決定を支える
PART1 これからの入退院支援・在宅移行支援
【座談会】自宅に帰るための「入院前からの退院支援」—2018年同時改定が示した“生活を支える医療”の理念とは
宇都宮 宏子
1
,
迫井 正深
2
,
栁澤 美津代
3
1在宅ケア移行支援研究所 宇都宮宏子オフィス
2厚生労働省 大臣官房
3前・東京慈恵会医科大学附属柏病院 看護部
pp.952-958
発行日 2018年11月10日
Published Date 2018/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201122
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2018年診療報酬・介護報酬同時改定は,「生活を支える医療」の理念のもと,患者にとって必要な医療・看護・介護と情報が,切れ目なくつながる仕組みづくりを目指した。退院支援をさらに前進させる「入院前からの退院支援」も今改定の理念を体現する評価項目で,看護師の実践に期待が集まる。
座談会では,宇都宮氏の司会のもと,今改定に関わった厚生労働省の迫井氏と,看護部長として入退院支援の体制構築に取り組んだ栁澤氏にご出席いただき,病院看護部が入退院支援や外来機能強化,真の意味での地域連携をどのように推進していくべきか,その方向性を共有する。
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