特集1 あなたの病院はどうしますか? 2016年診療報酬改定から考える自施設の役割
【座談会】看護連携を基盤とする地域包括ケアのデザイン—2016年診療報酬改定を契機にあらためて考える
宇都宮 宏子
1
,
若月 裕子
2
,
迫井 正深
3
,
大竹 まり子
4
,
井上 栄子
5
1在宅ケア移行支援研究所 宇都宮宏子オフィス
2米沢市立病院
3厚生労働省医政局地域医療計画課
4山形大学医学部看護学科地域看護学講座
5山形県看護協会
pp.560-569
発行日 2016年7月10日
Published Date 2016/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200487
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2016年診療報酬改定では,退院支援加算や退院後訪問指導料が新設されるなど,患者の入院から在宅療養への移行期を支えるための支援に手厚い評価がなされた。一方,施設を超えた看護連携や,訪問看護の伸展など,地域の包括的看護においてはまだ課題も多い。本座談会では,地域の看護連携において先進的な取り組みを重ねてきた山形県の3名の看護職の実践事例を基に,地域包括ケアシステムを真に機能させるための看護の関わりについて考える。
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