連載 キャリア形成に悩むあなたのためのリレーエッセイ わたしの師長時代・8
体験の1つひとつが成長のチャンス
髙木 智美
1
1聖隷福祉事業団 聖隷佐倉市民病院看護部管理室
pp.1029
発行日 2017年12月10日
Published Date 2017/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200854
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看護課長を引き受ける覚悟
看護部長から小児病棟看護課長(看護師長にあたる)への昇進の話があったのは,小児看護領域への異動希望を出し,同法人内の小児病棟へ異動した1年後のことだった。大学院で小児看護学を専攻した後に2年ほど外科病棟を経験したが,小児看護領域に戻りたい思いが強く,休職後にもかかわらず施設間異動まで行い,小児看護ができる環境を選択した。
施設間異動の1年後に届いた総看護部長からの小児病棟看護課長昇進の話に,役を引き受けることが成長のチャンスだと捉えたこと,そして,自分の異動希望を受けてくれた総看護部長からの話を断れないという思いから,課長になることを引き受けた。
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