連載 Happy Nurses=Happy Patients 看護力の高い組織を育む・13
勤務形態から日本の看護の未来を考える
竹熊カツマタ 麻子
1
1筑波大学医学医療系 国際看護学
pp.856-858
発行日 2017年10月10日
Published Date 2017/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200811
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本号の原稿は米国イリノイ州の自宅で執筆しています。7月に日本から中堅ナースとベテランナースの方々が訪米され,米国の急性期病院での臨床見学を含むリーダーシップ研修を行いました。研修では,日本の看護実践と米国の看護実践の類似点と相違点などについて白熱した意見交換が行われました。その中で最も白熱したトピックスの1つは「ナースの勤務形態」についてでした。洋の東西を問わず,勤務形態はナースにとって就業継続,出産育児,キャリア開発,そして健康やウェル・ビーイングなどに大きく影響するために,現実的かつ切実な課題となっています。
今回は白熱した意見交換を受けて,ナースの勤務形態について皆さんと共に考えていきたいと思います。
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