特集 高齢者の安心・安全な在宅療養を支える 病院の救急医療と地域・在宅との連携
—【実践報告】武蔵野赤十字病院の取り組み—地域包括ケアシステムにおける高度急性期病院の役割—患者の意向に寄り添い,早期介入で不要な入院を防ぐ看護実践
奥田 悦子
1
,
加藤 恵
1
1武蔵野赤十字病院看護部
pp.820-824
発行日 2017年10月10日
Published Date 2017/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200803
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武蔵野赤十字病院は,人口約100万人を有する東京の北多摩南部地域において高度急性期をはじめとするさまざまな役割を果たし,地域に根差した医療を提供している。
地域の高齢化が進む中,三次救急医療の機能を担いながらも,「防げる入院を防ぐ」ことで,高齢者が住み慣れた地域で生活し続けられるような支援を目指し,さまざまな取り組みを開始している。基盤には築き上げてきた地域完結型の医療体制がある。本稿ではその一部を紹介する。
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