特集 質の高い「看護診断」の運用 組織化と人材育成を基盤とする継続的取り組み
—【実践報告】旭川医科大学病院の取り組み—看護診断導入から25年間の取り組みを振り返る—定着と質向上に向けた組織づくりと教育支援
原口 眞紀子
1
1旭川医科大学病院 看護部
pp.551-556
発行日 2017年7月10日
Published Date 2017/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200739
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旭川医科大学病院では1992年に看護診断を導入し,現在まで取り組みを続けている。25年の間には数々の課題に直面したが,その都度,教育体制による診断力と実践力の強化や,患者看護支援システムを通じた臨床看護師の思考過程のサポートを進めるなど,看護診断の質の向上に努めてきた。本稿では,これまでの取り組みを振り返るとともに,チーム医療でさらなる役割を発揮するための展望を述べる。
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