特集 1冊まるごと特集! 看護のためのファシリテーション 対話型・参加型組織をつくる技法と実践
—実践報告—医療チーム内の共通認識・相互理解を深めるための対話に基づく実践—ワークショップ・ファシリテーションの技法を活用して
土井 賢治
1,2
1川崎市立川崎病院救急科
2川崎市立川崎病院教育指導部
pp.908-914
発行日 2016年10月10日
Published Date 2016/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200560
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救命救急センターにおける地域医療と,初期研修医教育を担う医師である筆者は,医療者間の共通認識と相互理解を深め,よりよい医療を実現するための方法論として「対話の場づくり」に着目し,ワークショップデザイナー育成プログラムにおいてファシリテーションやワークショップの技法を体験的に学習した。現在,学習した技法を活用して,病院の多職種とともに,対話型・参加型の組織文化を醸成するためのさまざまな場づくりを行っている。本稿では,その実践の内容について紹介する。
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