新しい知識を創り出せる組織への再構築—独立行政法人化に看護部長として関与した経験から

設置団体の独立行政法人化に伴い，2014年4月1日に北海道社会保険病院は独立行政法人地域医療機能推進機構（JCHO）北海道病院へと生まれ変わった。公設民営から公設公営への組織体制の大きな変化を，組織風土の再構築と地域医療のあり方の見直しのよい機会と捉え行った取り組みについて振り返り，その際の看護部のトップマネジャーとしての意思決定のプロセスについて報告する。