特集 NPMで公立病院は再生するか
【事例】独立行政法人化後の国立病院の現状と経営課題
吉田 学
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1独立行政法人 国立病院機構 企画経営部
キーワード:
ネットワーク
,
魅力ある病院づくり
,
情報発信
,
医療の質向上
,
新構想看護学部・大学院
Keyword:
ネットワーク
,
魅力ある病院づくり
,
情報発信
,
医療の質向上
,
新構想看護学部・大学院
pp.222-225
発行日 2009年3月1日
Published Date 2009/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101405
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独立行政法人国立病院機構(NHO)が矢崎義雄理事長の下で発足して5年が経った.平成21年度からは第2期目の中期計画期間に入る.この間,求められる使命(ミッション)を達成すべく,診療・臨床研究・教育研修の3事業に邁進するとともに,国時代からの運営手法を大きく変え,経営の効率化・改善に取り組んできた(図1:NHO理念).
「4疾病5事業」を掲げる都道府県医療計画の策定と地域診療連携の一層の深まり,困難を極める医師や看護師の確保,逐次の診療報酬改定といった医療・病院経営を取り巻く環境の変化の中で,NHOの現状と直面する経営課題を概説する.
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