特別記事 東京大学医科学研究所附属病院における病床再編の取り組み・3【最終回】
「学習する組織」づくりとしての考察
佐々木 美奈子
1
,
武村 雪絵
2
1東京医療保健大学 医療保健学部 看護学科 地域看護学領域
2東京大学大学院医学系研究科 健康科学・看護学専攻看護管理学分野
pp.910-915
発行日 2015年10月10日
Published Date 2015/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200296
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地域包括ケアシステムが本格化するなかで,各病院で病床機能の変更・転換が進められている。病床再編におけるスタッフのモチベーションや,移行期の看護の質維持および向上などの諸課題を乗り越え,再編に成功した東京大学医科学研究所附属病院の取り組みから,病床再編時の看護管理について3回シリーズを通して考察する。
第1回と第2回では,今回の病床再編を当事者の方々に振り返っていただいた。最終回となる今回は,スタッフのエンパワメントや働く環境について研究している佐々木美奈子氏に,外部研究者の立場から本事例を分析していただく。
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