特集 最期まであなたらしく生きることを支える「アドバンス・ケア・プランニング」 今後を見通したケアを計画する対話を通じた支援のプロセス
実践報告
エンド・オブ・ライフケアの実践と課題
心不全患者の質の高いエンド・オブ・ライフケアの実現に向けて
高田 弥寿子
1
1国立循環器病研究センター看護部
pp.34-42
発行日 2015年1月10日
Published Date 2015/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200077
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慢性心不全をはじめとする循環器疾患は,終末期を迎えるまでにがんとはまた異なる経過をたどる。循環器疾患を抱える患者に対して,どのようにこの先の人生について提示し,アドバンス・ケア・プランニングを支援すればよいのだろうか。循環器専門の急性期病院で活動する急性・重症患者看護専門看護師として患者・家族の意思決定を支えてきた立場から,これまでの実践を振り返りながら慢性心不全患者の支援過程について述べる。
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