特集2 患者・スタッフの安全を守る院内急変対応システム 施設状況に応じたRRS導入と運用のヒント
【本特集のまとめ】RRSのさらなる普及と定着を願って―ジェネラリストとしての“気づき”ができる医療者を目指して
安宅 一晃
1
1奈良県立医科大学麻酔科
pp.571-572
発行日 2014年6月10日
Published Date 2014/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686103106
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限界を知ることが患者の安全を保証する
1990年代から欧米で起こった病院内に潜む危険への認識は,それに対するセーフティネットとしてさまざまな方策の考案を促してきた。これは医療安全というかたちで病院運営の大きな柱となっている。日本でもこの流れを約10年遅れで追いかけているのが現状である。
医療安全の基本的な考え方は“病院は危険である”ということだ。
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