特別記事
小児緩和ケアチームにおける多職種協働のあり方
多田羅 竜平
1
1大阪市立総合医療センター緩和医療科兼小児総合診療科
pp.70-77
発行日 2014年1月10日
Published Date 2014/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102986
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2012年に厚生労働省のがん対策推進基本計画において,小児緩和ケアが初めて政策課題になったことを受け,2013年2月には全国15機関の小児がん拠点病院が選定された。日本の小児緩和ケア体制の整備が進むなかで,意思決定支援,地域との連携など,看護師の担う役割は大きく,看護管理者には,より効果的な人材育成,人員配置が求められる。本稿では,小児緩和ケアの全体像から,チームのなかで看護職,多職種が果たす役割,そして今後,小児緩和ケアを充実させていくための看護管理者への期待について述べる。
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