特集 地域包括ケア本格化! 退院支援・外来機能を再強化する
―【実践報告:京都大学医学部附属病院】―よりよい療養生活のための病棟と外来の継続看護―頭頸部がん患者への支援から
宮本 雅子
1
,
勝本 裕子
1
1京都大学医学部附属病院看護部(南病棟7階)
pp.996-1001
発行日 2013年11月10日
Published Date 2013/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102928
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在院日数の短縮が進められるなか,患者の療養の場は病棟だけでなく在宅へと移行し,外来による日常的なフォローは,患者の療養生活や安心のために必須のものとなっている。本稿では,頭頸部がんなど,医療依存度の高い外来患者が多い耳鼻咽喉科における療養移行支援について,提示する。病棟と外来の間でタイムリーに情報を共有しながら,患者を1人の生活者として見据えた療養支援を行なうことの重要性を述べる。
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