特別記事 ワークライフバランス
小規模院内託児所への春休み中の小学生受け入れと学生ボランティアの活用
森井 淳
1
,
鈴木 真樹子
2
1医療法人社団長谷川病院 事務部
2医療法人社団長谷川病院 看護部
pp.944-948
発行日 2012年10月10日
Published Date 2012/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102584
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はじめに
長谷川病院は,北陸・富山市の中心部に位置する40床の泌尿器科病院です。ESWL(対外衝撃波結石破砕装置)を2台保有する泌尿器科に加え,透析部門では約170名の患者を受け入れています。職員数は約90名。常勤泌尿器科専門医5名(うち1名は女医),正看護師36名・准看護師10名(パートタイム勤務含む)。2005(平成17)年10月に電子カルテ導入,2010(平成22)年8月には日本医療機能評価機構Ver.6.0の認定を受けました。
小規模な専門病院ですが,2006(平成18)年12月から院内託児所を運営しています。今回ご紹介するのは,託児所に要望が多かった「春休み期間の小学生受け入れ」を,専門学校から学生の力を借りることで実現させている事例です。すでに3年の実績があり,無償の労働力といった視点にとどまらない大きなメリットを感じています。
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